カンロニン:用法用量を守って正しくお使いください

I will be able to teach zazen, the sitting-meditation, to everyone in English.都内にある禅宗寺院の中の人。仏教、イベント、本、教育、組織、アナログゲームなど、日々考えていることを綴ります。現在仏教になじみのある方、まったく興味のない方、みなさまに読んでいただけたら幸いです。

まっすぐ行けよ~人生

お寺で対話する夜 第十八夜は、品川 正徳寺にて開催。

◆第十八夜のテーマは "人生" ◆

この一年間を振り返って…何点でしたか?
どうしてその点数をつけましたか?

加点減点の点数のつけかた、評価のしかた。満点を100点ではないものを想定する(10万点満点、パーセント、SABC、100か0)。チャンスタイム。点数の高い方、低い方。いろいろな方がいらっしゃいました。

みなさんは、今年について、点数をつけるとしたら、何点ですか?

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さて、点数をつけましたでしょうか。


「あれがああなって、これがこうなって、それがそうなって・・・」と、思案されたと思います。
思考にしても、功績にしても、積み上げてきたものを評価していく。

しかし、仏教は(点数をつける)土台である、評価基準をとりのぞきます。

『誰が』得点をつけたでしょうか。
分からない。評価できるほどの、自分というものなど無いだろうと。本当は。

かといって・・分からないという真っ暗闇を進むにしても、なにも頼りがないのは辛いでしょう。
真ん中をいくことです。相互に対立し矛盾する2つの極端な概念に偏らない実践の道です。

え~そう言われても、両方のはじっこを知ってみないと、真ん中なんて分からない!

大丈夫。どこを行っても、真ん中です。
四十九曲がり ほそ山道を 直ぐに通らにゃ 一分立たぬ
こんな都々逸(どどいつ)がありますけれども、ふもとから見れば山頂までの道はクネクネ。山頂まで行けば、いやーまっすぐ登れたよね、と。はじを登ろうと、まんなかを登ろうと、無事山頂まで行けるんです。両端を知らなくても道は進める、両端だろうと真ん中です。大切なことは「まっすぐ」。
 

さきほど点数をつけていただきました。そして点数なんて付けても、それ本当か分からないよねとツッコミをいれました。
さらに伺います。その点数で、満足ですか?

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では、その点数に満足できれば満足ですか?

答えはわかれると思います。
なんと言われようと満足だ、または迷う方もいるでしょう。大丈夫、迷ったならばアナタは人間らしいわけですし。固い意思もすばらしい。

イベントページにjuriさんによるサマリーがあります。どうぞご参考くださいませ。
宗派・仕事・キャラクター、さまざまな人間や自分の発見も楽しい“お寺で対話する夜”。次回もお楽しみに。来年も“いい顔で会いましょう”!

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