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カンロニン:用法用量を守って正しくお使いください

I will be able to teach zazen, the sitting-meditation, to everyone in English.都内にある禅宗寺院の中の人。仏教、イベント、本、教育、組織、アナログゲームなど、日々考えていることを綴ります。現在仏教になじみのある方、まったく興味のない方、みなさまに読んでいただけたら幸いです。

【レポート】第2回Final Journey Workshop×LIFE+(死の体験旅行)

3月28日。第2回Final Journey Workshop×LIFE+に参加してきました。

Final Journey Workshop(死の体験旅行)とは

Final Journey Workshopとは、ある人格が病にかかり、病気が進行し、やがていのちを終えていく物語の追体験。
東神奈川にある浄土真宗のお寺「なごみ庵」住職、浦上師の導きでお話しが進んでいきました。

挨拶につづき、本編へ・・

始まってすぐの感想は、まるでTRPG!ただし、ゴールが決まっていて、かつカードを切るのみ・・せつない・・。

物語の内容について知っていながらの参加でした。ネタバレによる追体験の不出来を心配したのですが、そんなことはありませんでした。
それよりも、物語の内容に納得がいかない部分がクローズアップされて(もしかしたら・・と受け入れている自分と、いや本当は違はずだ・・と認めたくない自分)、むしろプラスになりました。
人間とはあがらう生き物です。“物語への抵抗”“病気と時間が進むことへの抵抗”が、物語への追体験を深いものにしてくれたように思います。


生と死。それは、両極端・バラバラに存在しているようで、しっかり一本の線で繋がっているもの。
そんな自分にとっての「生と死」を考える一つのチャンスに、このワークショップはなりました。

人間っていろんな役割や顔を持っています。年齢や性別に関わらず、父親だったり、子どもだったり、妻だったり、社員だったり。そして、その人間の側面は日々変化していく。
それは同時に、自分にとっての「生と死」も、本当に大切なものも変化していくわけです。さらに、その変化は自分では見えにくい。
その変化が。今この時、という生が。死の追体験によって、立ち上がってきたのでした。

みなさんも是非、体験してみてください。一度体験すれば終わり、に感じるかもしれません。しかしそんなことはないと気づきます。


死の体験旅行の効用をあえて申し上げてみるならば・・・。
浦上師のいい声に導かれ、物語へと自分を没入。涙しちゃうかもしれないし、話についていけないかもしれないけど、それぞれに自分の言葉を聞いてみる大きなチャンスなのだと思います。
夜の方が体調の変化もあり、雰囲気がでるし、没入しやすいかと存じます。

東神奈川にある浄土真宗高田派のお寺「なごみ庵」住職 浦上哲也師については

ちいさなお寺 なごみ庵:So-netブログ