カンロニン:用法用量を守って正しくお使いください

I will be able to teach zazen, the sitting-meditation, to everyone in English.都内にある禅宗寺院の中の人。仏教、イベント、本、教育、組織、アナログゲームなど、日々考えていることを綴ります。現在仏教になじみのある方、まったく興味のない方、みなさまに読んでいただけたら幸いです。

老師格

「でもね、お母さん何言われても怒らない事にしてるの。違う眼でみれば、そんな風に見える事もあるんだろうなって。お母さんが間違ってるのかもしれないし、わからないからね。それに、ダライ・ラマ法王の本にも、五井昌久先生(宗教家)の本にも、怒りは何も生み出さないとあったから。お母さんバカだしすぐ忘れるから、毎日枕元に置いてこれらの本を少しずつ読むの」。

ガーンと頭を撞かれた思いでした。親というものには、かなわないものですね……。
ことにダライ・ラマ法王の本は、偉そうに私が母に対して「これでも読めば」と渡した本でした。
教えを染み込ませる - ブログ 禅 -Blog ZEN-

説教臭い話しは嫌いだ。
だから、なるべく書きたくないし、言いたくない。けど、そうなってしまうことはある。たとえば、これとか。


老師格が言う言葉、ってあると思う。すっと身体にはいってくる言葉。
それが上記のブログで紹介されていた本の内容だ。お悟りとはこうである、昔の偉人さんはこう言っている、怒りは喜びを生み出さないなどの"有り難い"言葉。

ただパンピーが言うと・・取って付けたような、付け焼き刃な、真面目くさりやがって、ずいぶん物を言うね=説教臭く感じる。
そして、正直しんどい。読んでいて、はぁ・・ってなる。または頭がスルーしようとする。老師格が言うと、そうでもないのに。


そこで、出版社は見せ方を工夫してくる。カフェご飯=お皿の白い部分が多いとgood!法則のように、空白で。かわいい絵・あいだみつお的エッセイ・"素朴"なコメントで攻める攻める。
仏教書?類は、小者感あふれる書物のできあがり・・・となるわけだが、一般人は食いつく。うまいうまい、と。

悪いわけではない。教えが広まるならいいかもしれない。むしろ目指している方向にある。ただ、なんとはなしに流されているような気がするのだ。時代に合わせているとでも?うーん、ちょっとまとまらない。
読み直して白けるような文章を護寺会便りに載せたくない。今日も住職にダメ出しをくらう。

和顔 仏様のような顔で生きよう―山田無文老師説話集

和顔 仏様のような顔で生きよう―山田無文老師説話集


愛語―よい言葉をかけて暮らそう 山田無文老師説話集

愛語―よい言葉をかけて暮らそう 山田無文老師説話集


禅語に学ぶ生き方。死に方。

禅語に学ぶ生き方。死に方。


いろはにほへと―鎌倉円覚寺 横田南嶺管長 ある日の法話より

いろはにほへと―鎌倉円覚寺 横田南嶺管長 ある日の法話より

広告を非表示にする