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カンロニン:用法用量を守って正しくお使いください

I will be able to teach zazen, the sitting-meditation, to everyone in English.都内にある禅宗寺院の中の人。仏教、イベント、本、教育、組織、アナログゲームなど、日々考えていることを綴ります。現在仏教になじみのある方、まったく興味のない方、みなさまに読んでいただけたら幸いです。

持ちきれない荷物の重さ前後ろ~旅には荷物がつきものです(放下着)

放下着~手放す、というテーマでしたが、どうでしたでしょうか。
これを手放したい、という方。自分はもう手放してるよ、という方。手放せるほどのものをまだ持っていないよ、という方。どうあがいてもこれから手放すものがある、という方。
いろいろな方がいらっしゃいました。


ここですこし、今回参加して僕が思ったことを書いてみます。
それは、対話って、どのような場所で、だれに、が大切だな、ということ。
そして、放下着に関しては、「なにを」手放すか、は本当に大切だな、ということ。


仏教の世界観として諸行無常と言ったりしますが、ちょっと言い換えてみましょう。この世の中を4つに分けてみます。それは・・・

  • 変わるもの
  • 変わらないもの
  • 変えられるもの
  • 変えられないもの

現実世界に生きているかぎり、自分に即して考えるしかありません。そんななか対話において、変わるもの・変わらないもの・変えられるもの・変えられないもの、話しやすい話しにくいがあったと思います。
その中身には、深さと、広さがあったはずです。

どれか一つだけに当てはまるものもあれば、いくつか重なっていることもあるでしょう。
初対面だし、あんなこと話せないよ、とか。実は手放したくない事実があるけど、表面的な部分で手放したことがあったなぁ、これ話そう、とか。もういいや話しちゃえ、とか。

変えたい・変えたくないは、深さ・広さに影響します。でも、その本質は上記の4つなんじゃないか。そう思います。

執着をやめよ。「変えたい・変えたくない」そういった思い煩いを、手放せ!
そしてさらに、手放さなきゃ・・という執着、をも手放せ!


否定をさらに否定したら、何が残るか?無執着の心持ちをさらにとどめない、その心とは?


後悔しつづけたいこと、ずっと引きずってきた手放したいこと。それぞれの胸のうちに、無いということは無いでしょう。僕にもあります。

聞・思・修。教えをきいて、自分のものとしようと考え、実行する。と守長師はお話していました。疑い、考えることは大事です。疑い、考えていなければ、答えは出ないでしょう。もちろん、出た答えが正解とはかぎらないわけですが。
過去にとても役に立っていたから、といって。そんな価値観や感情や行動は、「変えたい・変えたくない」くらいのことです。ただ、深さ・広さがあるので手放すのに苦労するかもしれません。

本当にそうか?どうなんだ?・・疑い、考えて、行動してみましょうか。
手放すことで満たされる。モンモン、グルグルした甲斐は、きっとあるはずです。


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