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カンロニン:用法用量を守って正しくお使いください

I will be able to teach zazen, the sitting-meditation, to everyone in English.都内にある禅宗寺院の中の人。仏教、イベント、本、教育、組織、アナログゲームなど、日々考えていることを綴ります。現在仏教になじみのある方、まったく興味のない方、みなさまに読んでいただけたら幸いです。

禅語~年頭にあたり

宗派によって違いますが、仏教系墓石のまわりには「塔婆」が建ててあったりする。
塔婆の表面には、誰々さんのために、供養する施主は誰々で、どういう意味で、と書き。
裏面には、建立する日付を書いたり、禅語やお経を書いたりする。


当寺では、裏面には禅語やお経を書いたものを用意するわけですが・・。
書いてあったら、聞きたくなる。和尚さん、これなんて意味ですか?と。


禅語とはなんでしょう。
禅宗の語録にある言葉?禅僧の信仰・心境の告白?
辞書をひらくと、禅門独特の言葉、禅家の用語。そう言われているようです。


禅語とは実践にもとづいた用語ですから、その背景を把握することはかなり難しい。
元ネタとして四書五経とか、故事古典がある。語録にもないような前例があったのかもしれない。
そして、その禅語が書かれている語録には、貶しているように見えてじつは褒めている、というツンデレ至極な表現のオンパレード。


読み解く力もないので、とりあえず読み方だけをお話しするだけになるというのが実際のところ。
元ネタも、それで合ってるのか分からない・・というのが実情なのであります。


「理屈も、理論も、背景も、まったく把握していなくても大丈夫!都合よく意味の変わる言葉」
「把握なんて到底無理!語ることなどできない言葉」
前者も後者も極端ですが、言い得て妙です。


だからといって諦めるわけにはいきません。
脚下照顧~したこと、したかったこと、したいこと - カンロニン
こんなことを書いたのも、ひとつのチャレンジです。
禅語という縦糸に。時代という横糸を通して、現代の織物にしたてていきます。


明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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