カンロニン:用法用量を守って正しくお使いください

I will be able to teach zazen, the sitting-meditation, to everyone in English.都内にある禅宗寺院の中の人。仏教、イベント、本、教育、組織、アナログゲームなど、日々考えていることを綴ります。現在仏教になじみのある方、まったく興味のない方、みなさまに読んでいただけたら幸いです。

プロ

デーモン小暮閣下のお言葉だったか。
「プロなんだから上手くて当然だろう」


いつだったかなぁ、頼まれて葬儀に行ったときのことだった。
ご遺族の方々は、人間関係が『複雑』だった。まぁ本人たちに聞いてみれば、そんなに『複雑』というわけでもなかったんですが・・。
なぜ『複雑』だったのかというと、すこし話を聞いた葬儀屋さんがそう言っていたからだった。

人が亡くなって枕経をよみにいく・・ことをしない時、電話でお話を聞く。で、このときはすでに会っていた葬儀屋さんから先に聞いたのだった。

打ち合わせのときも彼は『ご遺族の方々は、なんかギスギスしてるんですよねー』と首をかしげていた。
まるで、家族は仲良くしなきゃダメなのになぁ・・とでも言わんばかりで。同意は求められなかったけど。


通夜葬儀と二日間お世話になるんだけど、二日目は打ち合わせしないし(いつもどおりでいいんですよね、とかなんとか言っちゃって)。
喪主が年下だからか君付けしてるし。
最後のお別れのアナウンスはヘルプの葬儀社さんが痺れを切らして言ってるし。


こんな風に書くと、彼はプロでもなく、一人前でもないように見えますが・・・。
いや、救いはないんですけどね。でも、どこかに救いはあるはずだと思うんですけど、そこまで観察できなかったのがしのばれます。こわいですね。

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